日本歴代最強スプリンターランキング【投票】

競馬ファンなら誰でも一度は考えるのが「歴代最強馬」。

時代背景、レース条件、個人的な思い入れなど、様々な要素で皆さんの「俺ランキング」を持っていることでしょう。

当ブログには、「日本歴代最強馬ランキング」という記事がありますが、日本のレース体系は日本ダービーを中心にしている以上、2000m~3200mの中長距離に重きが置かれています(最近は長距離は不人気ですが)

したがって、最強馬ランキングにはスプリンター、マイラーなどいわゆる「短距離馬」が食い込む余地がなく、なかなか光が当たりません。

スプリンター、マイラーも、同じ競走馬に変わりなく、短距離ならではの素晴らしいレースもたくさんあります。

そこで、今回はスプリンターの中で最強ランキングを選んでみました。

投票はこちら→https://blog.with2.net/vote/v/?id=228207

前提:「スプリンター」に該当する馬

一口にスプリンターといっても、短ければ短いほどいい馬や、マイルまでこなせる馬など様々です。

また、本来スプリンターではないけれど、気性難で短いレースを使っている場合も多々あると思われます。

しかし、ランキングを考えるにあたって一応の基準を設ける必要があるので、便宜上、下記の条件を満たす馬の中から最強スプリンター候補を選定します。

  • 1000m~1400mのGIレース勝利があること(海外のレースも可)
  • 2000m以上のレースの勝利がないこと(主観ですが、2000mを勝っていたらさすがにスプリンターではない気がする)

管理人が重視しているポイント

1.適正距離での勝率、連対率

スプリントのレースは、消耗が大きく、またゲートや道中の位置取ミスを取り返す暇がないなど、安定して好成績を残し続けるのが非常に難しいものです。

しかし、最強スプリンターとうからには、スプリント路線では圧倒的な実績を残してほしいです。

2.大きな怪我をしていない

怪我なく走り切るタフさは、最強馬の大事な条件。

高い能力を持っていても怪我でパフォーマンスを落とした馬、早期引退した馬については、やや評価を落としています。

考慮しないポイント

1.適正距離外での惨敗

デビューからすぐに短距離路線専門で出走する馬は少なく、3歳の春まではクラシック路線を歩む方がのがむしろ普通です。また、昔は短距離のレース体系が整っておらず、やむなく適正距離外のレースに出走しなければならないことが多くありました。

よって、最強スプリンターの選定にあたっては、適正外の距離での惨敗はあまり考慮しないものとします。

2.賞金

GIレースは増えており、賞金も上がっていることから、現代に近いの馬ほど賞金が高くなる傾向です。

馬の強さと賞金額は比例しないため、評価基準としていません。

3.GI勝利数

GIレースは増えており、現代の馬の方がGI勝利数を稼ぎやすいです。近年は海外挑戦も盛んなことから、レベルの高い馬が集まらない国内GIレースが増えています。

これにより、一昔前であれば、到底GIホースレベルとは思えない馬がGIを勝つこともしばしば。

よって、GI勝利数はあまり重視せず、格の高いGIレースを勝っているか、レースのメンバー等も確認し、ランキングに反映します。

4.産駒の成績

あくまでも自身の競走馬としての強さを基準とし、種牡馬、繁殖牝馬としての成績は考慮しません。

5.ベストパフォーマンスの出来栄え

管理人は、デビューから引退まで、常に高レベルのパフォーマンスを見せてくれた馬をより高く評価しています。

最強馬は常に安定して強くあってほしいものです。

歴代最強スプリンターランキング

順位馬名成績勝率連対率複勝率1000m
勝率
1200m
勝率
1400m
勝率
GI勝利GIレース
1ロードカナロア19戦13勝68%95%100%0%
0戦0勝
74%
15戦11勝
50%
2戦1勝
6勝高松宮記念スプリンターズS×2
安田記念、香港スプリント×2
2サクラバクシンオー21戦11勝52%62%67%0%
0戦0勝
88%
8戦7勝
100%
4戦4勝
2勝スプリンターズS×2
3タイキシャトル13戦11勝85%92%100%0%
0戦0勝
67%
3戦2勝
67%
3戦2勝
5勝マイルCS×2、スプリンターズS
安田記念、ジャックルマロワ賞
4アグネスワールド20戦8勝40%70%75%50%
2戦1勝
43%
14戦6勝
0%
0戦0勝
2勝アベイドロンシャン賞、ジュライカップ
5デュランダル18戦8勝44%67%72%0%
0戦0勝
44%
9戦4勝
0%
0戦0勝
3勝スプリンターズSマイルCS×2
6スリープレスナイト18戦9勝50%83%89%0%
0戦0勝
75%
12戦9勝
0%
5戦0勝
1勝スプリンターズS
7カレンチャン18戦9勝50%67%72%0%
0戦0勝
50%
16戦8勝
50%
2戦1勝
2勝スプリンターズS高松宮記念
8ビリーヴ28戦10勝36%46%64%0%
1戦0勝
53%
19戦10勝
0%
2戦0勝
2勝高松宮記念スプリンターズS
9フラワーパーク18戦7勝39%50%56%0%
0戦0勝
40%
10戦4勝
67%
3戦2勝
2勝高松宮杯スプリンターズS
10レッドファルクス29戦10勝34%41%55%0%
0戦0勝
56%
9戦5勝
31%
16戦5勝
2勝スプリンターズS×2

※現役でトップ10に食い込む可能性のある馬:グランアレグリアダノンスマッシュモズスーパーフレア

1位:ロードカナロア

1位はロードカナロアです。

ズバ抜けたスピードで短距離G16連勝の記録を持ち、レベルの高い香港スプリントをなんと2連覇しました。

連対を外したのはたった一度(3着)、驚異の連対率95%を誇ります。

世界でもトップクラスに入る彼以上のスプリンターは、日本では今後もう出ないかもしれません。

5馬身差の圧勝劇で終わった、ラストランの香港スプリントをベストレース推します。

2位サクラバクシンオー

2位は平成の最強スプリンター、サクラバクシンオーです。

1400m以下の距離では12戦11勝とほぼ完璧な成績を収め、スプリンターズステークスを2連覇しました。

一方、1400mより長い距離では1勝もできなかった典型的なスプリンターといえるでしょう。

特筆すべきは、なんといっても引退レースとなった1994年のスプリンターズステークス。

超ハイペースのレースを好位から追走し、2着に4馬身をつけて日本レコードでの圧倒的な勝利をおさめました。

当時のスプリンターズステークスは有馬記念の前週にあり、冬枯れ芝の荒れ馬場でしたが、その過酷な馬場で1:07.1という驚異のタイムを叩き出しました。

1400mの日本レコードも樹立しており、当時の力のいる馬場の状況から考えると、彼のスピード能力は国内では傑出しており、世界でも屈指のレベルにあったと考えて差し支えないでしょう。

スプリンターズステークス1994│サクラバクシンオー
1994年12月18日 中山 GI 芝1200 晴 良着順枠馬番馬名性齢斤量騎手タイム着差上り馬体重調教師人気158サクラバクシンオー牡557小島太1:07.1レコード34.4504(+8)

3位:タイキシャトル

タイキシャトルが3位です。マイル戦7戦7勝で、歴代最強マイラーとの呼び声も高いですが、スプリント戦でも当然のごとく高い能力を発揮しました。

名マイラーと、名スプリンターは両立しうると考えて、スプリンター部門でも選出です。

日仏でGIを5勝し、外国産馬として初めての年度代表馬ともなりました。芝ダートともにこなし、道悪も得意。テイエムオペラオーと並んで、重賞8連勝の最多記録を持つ安定性が光りました。

短距離路線を走った馬で初めて顕彰馬にもなっており、高く評価されています。

すでに引退を予定していたのに、JRAからの強い要望で急遽走ったラストランでは、明らかに仕上げが間に合っておらず、まさかの3着。生涯連対率100%を逃してしまったのが可哀想でした。

きっちり仕上げていれば、まず負けることはなかっただろうと思うほど彼の能力はズバ抜けていました。

スプリンターズステークス1997│タイキシャトル
1997年12月14日 中山 GI 芝1200 晴 良着順枠馬番馬名性齢斤量騎手タイム着差上り馬体重調教師人気1816タイキシャトル牡355岡部幸雄1:07.834.9510(0)藤沢和雄

4位:アグネスワールド

アグネスワールドが4位にランクイン。

スプリンターズステークスは2年連続2着と惜しい成績でしたが、日本調教馬として初めて海外2カ国のGIレースを制した実績を大いに評価しました。

2歳時から高い素質を見せており、桁違いのスピード能力は本物でしたが、怪我の多さ、気性の悪さ、コーナーワークなど弱点が多く、もろいイメージもありました。

森秀行調教師曰く、1200mでも長く、1000mがベストとのこと。まさにスプリンターの中のスプリンターです。

5位:デュランダル

5位はデュランダルです。

彼もまた名マイラーにして名スプリンター、1200mのGIは1勝ですが、2着が3回あり、確実に勝負に絡んでくる安定性もありました。

デュランダルが特異的なのは、短距離の強豪には珍しい追い込み脚質です。

スタートが苦手だったために確立した戦法でしたが、短距離では距離が足りず普通はなかなか差しきれません。

しかし彼は大外を豪快にぶん回し、最後尾からぶち抜いていく抜群の瞬発力を誇りました。

派手な勝ち方は多くのファンを魅了し、約3年に渡って短距離戦線の主役を張り、2年連続でJRA賞最優秀短距離馬に表彰された名馬です。

最後方からの追い込みで制したスプリンターズステークスをぜひご覧ください。

スプリンターズステークス2003│デュランダル
2003年10月5日 中山 GI 芝1200 晴 良着順枠馬番馬名性齢斤量騎手タイム着差上り馬体重調教師人気158デュランダル牡457池添謙一1:08.033.1446(-2)坂口正大

6位:スリープレスナイト

6位はスリープレスナイトです。

スプリンターズステークスを制して、1200mでは1着9回、2着3回の連対率100%と抜群の成績を残しました。

クロフネ産駒らしくダートも苦にしない万能型で実力は確かでしたが、怪我が多くなかなか順調にレースに使えないのが残念でしたね。

繁殖牝馬になってからも怪我に泣き、8歳の若さで早逝しました。

スプリンターズステークス2008│スリープレスナイト
2008年10月5日 中山 GI 芝1200 曇 良着順枠馬番馬名性齢斤量騎手タイム着差上り馬体重調教師人気1714スリープレスナイト牝455上村洋行1:08.033.9494(-8)橋口

7位:カレンチャン

7位はカレンチャンです。

春秋スプリント制覇を達成し、海外遠征以外では大きく成績を崩すことなく、安定した走りを見せました。

ベストレースはなんといってもロードカナロアを下した高松宮記念でしょう。

高松宮記念2012│カレンチャン
2012年3月25日 中京 GI 芝1200 晴 良着順枠馬番馬名性齢斤量騎手タイム着差上り馬体重調教師人気1510カレンチャン牝555池添謙一1:10.335.5482(0)安田隆行

8位:ビリーヴ

8位はビリーヴです。

彼女もまた、牝馬にして春秋スプリントを制覇し、1200m戦では18戦10勝2着3回を安定した走りを見せました。

現役当時、牝馬が牡牝混合GIを制するのは困難であり、ビリーヴが勝利した2002年のスプリンターズステークスは、歴史的名牝馬のエアグルーヴが勝利した1997年の天皇賞(秋)以来、実に5年ぶりの快挙でした。

ショウナンカンプアドマイヤコジーンとの激戦を制したレースをぜひご覧ください。

スプリンターズステークス2002│ビリーヴ
2002年9月29日 新潟 GI 芝1200 曇 良着順枠馬番馬名性齢斤量騎手タイム着差上り馬体重調教師人気144ビリーヴ牝455武豊1:07.733.7478(+2)松元茂樹1

9位:フラワーパーク

GIに昇格してすぐの高松宮杯と、スプリンターズステークスを制して史上初の春秋スプリント制覇馬となったフラワーパークが9位です。

昭和の名マイラー、ニホンピロウイナーを父に持ち、京都1200mのレコードを記録するなど高いスピード能力を誇りました。

なんとナリタブライアンが出走し、話題をなった高松宮杯をぜひご覧ください。

高松宮杯1996│フラワーパーク
1996年5月19日 中京 GI 芝1200 晴 良着順枠馬番馬名性齢斤量騎手タイム着差上り馬体重調教師人気1710フラワーパーク牝455田原成貴1:07.4レコード34.1468(0)松

10位:レッドファルクス

10位はレッドファルクスです。

5歳で初めて重賞を制した遅咲きの馬でしたが、若駒の時から末脚の爆発力には魅力がありました。

他にはサクラバクシンオーロードカナロアしか達成していない、スプリンターズステークスの2連覇を果たしました。

スプリンターズステークス2017│レッドファルクス
2017年10月1日 中山 GI 芝1200 曇 良着順枠馬番馬名性齢斤量騎手タイム着差上り馬体重調教師人気148レッドファルクス牡657M.デムーロ1:07.633474尾関知人1

以上が管理人が選ぶ最強スプリンターランキングトップ10です。

正直、5位~10位はかなり好みの問題で、人によって全然違うランキングになるものと思われます。

ちなみに、トップ10以外の候補馬は以下の通りでした。

馬名成績勝率連対率複勝率1000m勝率1200m
勝率
1400m
勝率
GI勝利GIレース
アストンマーチャン11戦5勝45%64%64%0%
0戦0勝
50%
6戦3勝
67%
3戦2勝
1勝スプリンターズS
アドマイヤマックス23戦4勝17%26%48%0%
0戦0勝
17%
6戦1勝
0%
2戦0勝
1勝高松宮記念
オレハマッテルゼ38戦9勝24%45%58%0%
0戦0勝
20%
5戦1勝
25%
8戦2勝
1勝高松宮記念
カルストンライトオ35戦9勝26%37%57%40%
5戦2勝
28%
25戦7勝
0%
4戦0勝
1勝スプリンターズS
キングヘイロー27戦6勝22%37%48%0%
0戦0勝
33%
3戦1勝
0%
2戦0勝
1勝高松宮記念
キンシャサノキセキ31戦12勝39%52%61%0%
0戦0勝
33%
15戦5勝
63%
8戦5勝
2勝高松宮記念×2
コパノリチャード22戦6勝27%36%36%0%
0戦0勝
14%
7戦1勝
38%
8戦3勝
1勝高松宮記念
サニングデール27戦7勝26%41%52%0%
1戦0勝
35%
20戦7勝
0%
6戦0勝
1勝高松宮記念
ショウナンカンプ19戦8勝42%47%63%40%
5戦2勝
45%
11戦5勝
100%
1戦1勝
1勝高松宮記念
シンコウキング27戦8勝30%48%67%0%
1戦0勝
43%
7戦3勝
17%6戦1勝1勝高松宮杯
シンコウフォレスト29戦9勝31%34%48%0%
0戦0勝
41%
22戦9勝
0%3戦0勝1勝高松宮記念
スズカフェニックス29戦8勝28%38%66%0%
0戦0勝
33%
6戦2勝
14%7戦1勝1勝高松宮記念
ストレイトガール31戦11勝35%48%58%0%
0戦0勝
41%
22戦9勝
0%2戦0勝3勝スプリンターズSヴィクトリアマイル×2
スノードラゴン61戦8勝13%34%46%0%
0戦0勝
14%
42戦6勝
14%14戦2勝1勝スプリンターズS
セイウンコウセイ38戦7勝18%37%39%0%
0戦0勝
20%
25戦5勝
18%11戦2勝1勝高松宮記念
ダイイチルビー18戦6勝33%67%72%0%
0戦0勝
100%
1戦1勝
33%
3戦1勝
2勝安田記念スプリンターズS
ダイタクヤマト39戦10勝26%41%54%0%
1戦0勝
28%
25戦7勝
33%
9戦3勝
1勝スプリンターズS
タワーオブロンドン18戦7勝39%56%72%0%
0戦0勝
29%
7戦2勝
75%
4戦3勝
1勝スプリンターズS
トロットスター34戦8勝24%44%44%0%
0戦0勝
30%
20戦6勝
40%
5戦2勝
2勝高松宮記念スプリンターズS
ニシノフラワー16戦7勝44%50%69%100%
1戦1勝
67%
3戦2勝
50%
2戦1勝
3勝阪神3歳牝馬S桜花賞スプリンターズS
バンブーメモリー39戦8勝21%38%51%0%
0戦0勝
33%
9戦3勝
20%
10戦2勝
2勝スプリンターズS安田記念
ヒシアケボノ30戦6勝20%23%43%0%
0戦0勝
31%
16戦5勝
25%
4戦1勝
1勝スプリンターズS
ビッグアーサー15戦8勝53%67%73%0%
0戦0勝
57%
14戦8勝
0%
1戦0勝
1勝高松宮記念
ファイングレイン30戦5勝17%23%23%0%
0戦0勝
36%
11戦4勝
0%
6戦0勝
1勝高松宮記念
ファインニードル28戦10勝36%43%50%0%
0戦0勝
47%
19戦9勝
13%
8戦1勝
2勝高松宮記念スプリンターズS
ブラックホーク28戦9勝32%61%82%0%
0戦0勝
25%
8戦2勝
20%
5戦1勝
2勝スプリンターズS安田記念
マイネルラヴ23戦5勝22%39%43%0%
0戦0勝
25%
12戦3勝
17%
6戦1勝
1勝スプリンターズS
マサラッキ30戦9勝30%40%50%0%
0戦0勝
35%
23戦8勝
0%
3戦0勝
1勝高松宮記念
ミスターメロディ17戦4勝24%41%47%0%
0戦0勝
14%
7戦1勝
29%
7戦2勝
1勝高松宮記念
ローレルゲレイロ28戦5勝18%43%50%100%
1戦1勝
17%
12戦2勝
25%
4戦1勝
2勝高松宮記念スプリンターズS