日本歴代最強追い込み馬ランキング

追い込み馬ランキング

1位:ディープインパクト

追い込み馬ランキング1位はディープインパクトです。

追い込み戦法は展開に左右されることが多く、取りこぼしが増えるものですが、その中で圧倒的な強さと安定感を両立させたのはディープインパクトだけでしょう。

ゲートの出が悪くスタートはいつも後方から。しかし最後には必ず先頭でゴールするディープは別格です。

日本ダービー2005│ディープインパクト
2005年5月29日 東京 GI 芝2400 晴 良着順枠馬番馬名性齢斤量騎手タイム着差上り馬体重調教師人気135ディープインパクト牡357武豊2:23.333.4448池江泰郎1

2位:ブエナビスタ

2位はブエナビスタです。2歳から5歳までGI戦線で活躍し、JRAGI6勝。

GI勝利もさることながら、ブエナビスタの凄さは、追い込み脚質にも関わらずその抜群の安定感。

GI最多連対記録(13連対)、成績でも連対率72.2%と常に馬券に絡む走りを見せました。

さらに、牡馬に混じって王道GI戦線を歩みながら、19戦連続の1番人気という日本記録も持っています。

1番人気を外したのは引退年のジャパンカップ(凱旋門賞馬デインドリームに次ぐ2番人気)、引退レースの有馬記念(三冠馬オルフェーヴルに次ぐ2番人気)の2レースのみ。

管理人自身も、ブエナビスタの現役時は常に軸として馬券を検討していた事をよく覚えています。

優駿牝馬(オークス)2009│ブエナビスタ
2009年5月24日 東京 GI 芝2400 晴 良着順枠馬番馬名性齢斤量騎手タイム着差上り馬体重調教師人気147ブエナビスタ牝355安藤勝己2:26.133.6446(-8)松田博資

3位:ゴールドシップ

とんでもない潜在能力を秘めながら、走る気になるのに時間がかかる癖馬ゴールドシップが3位です。

スタートはいつも後方から、出遅れも多数。しかしひとたび走る気になったら豪脚でまとめてかわし切る豪快なレースぶり。一切走る気にならずに惨敗もしばしば。気乗り次第ですがファンの多い馬でした。

皐月賞2012│ゴールドシップ
2012年4月15日 中山 GI 芝2000 晴 稍重着順枠馬番馬名性齢斤量騎手タイム着差上り馬体重調教師人気1714ゴールドシップ牡357内田博幸2:01.334.6498(-8)須貝尚介4

4位:アグネスデジタル

アグネスデジタルが8位にランクイン。

国内外11の競馬場で走り、芝・ダートを問わず、中央、地方、香港でGI6勝をあげた競走生活から、「オールラウンダー」の異名をとりました。

テイエムオペラオーを大外からとらえた天皇賞(秋)がおすすめです。

天皇賞(秋)2001│アグネスデジタル
2001年10月28日 東京 GI 芝2000 雨 重着順枠馬番馬名性齢斤量騎手タイム着差上り馬体重調教師人気1710アグネスデジタル牡458四位洋文2:02.035.4452(+7)白井

5位:ミスターシービー

昭和の追い込み馬といえばミスターシービー

追い込みの派手な脚質でクラシック3冠を達成し、多くのファンを魅了しました。

1世代下にシンボリルドルフがいて最強馬論争からは外されがちですが、追い込み馬の中なら間違いなく最強馬の一角に入るでしょう。

皐月賞1983│ミスターシービー
1983年4月17日 中山 OP 芝2000 雨 不良着順枠馬番馬名性齢斤量騎手タイム着差調教師人気1512ミスターシービー牡357吉永正人2:08.3松山康久12821メジロ

6位:タマモクロス

オグリキャップのライバルにして「稲妻2世」と呼ばれた芦毛の名馬タマモクロスがランクイン。

後方から必ず追い込んでくる足でGI3勝、天皇賞の春秋制覇も達成しています。

ニッポーテイオーを差し切った宝塚記念が好きですね。

宝塚記念1988│タマモクロス
1988年6月12日 阪神 GI 芝2200 晴 稍重着順枠馬番馬名性齢斤量騎手タイム着差上り馬体重調教師人気122タマモクロス牡456南井克巳2:13.248444(-4)小原伊佐美

7位:デュランダル

名マイラーにして名スプリンター、デュランダルが7位です。

デュランダルが特異的なのは、短距離の強豪には珍しい追い込み脚質です。

スタートが苦手だったために確立した戦法でしたが、短距離では距離が足りず普通はなかなか差しきれません。

しかし彼は大外を豪快にぶん回し、最後尾からぶち抜いていく抜群の瞬発力を誇りました。

派手な勝ち方は多くのファンを魅了し、約3年に渡って短距離戦線の主役を張り、2年連続でJRA賞最優秀短距離馬に表彰された名馬です。

最後方からの追い込みで制したスプリンターズステークスをぜひご覧ください。

スプリンターズステークス2003│デュランダル
2003年10月5日 中山 GI 芝1200 晴 良着順枠馬番馬名性齢斤量騎手タイム着差上り馬体重調教師人気158デュランダル牡457池添謙一1:08.033.1446(-2)坂口正大

8位:スイープトウショウ

激しい気性で出足はつかないことが多かったですが、牝馬ながらGI3勝。

特にゼンノロブロイハーツクライを押しのけて制した宝塚記念は見事でした。

池添謙一騎手とも手が合っていたように思いますね。

宝塚記念2005│スイープトウショウ
2005年6月26日 阪神 GI 芝2200 晴 良着順枠馬番馬名性齢斤量騎手タイム着差上り馬体重調教師人気1611スイープトウショウ牝456池添謙一2:11.535.7460(+6)鶴留

9位:ドリームジャーニー

小さな馬体で鋭く伸びてくる足が魅力のドリームジャーニーがランクイン。

最後方から直線一気で勝利した朝日杯FSのあと、なんと2年半後の5歳時に春秋グランプリを連覇。

衰えない末脚を披露してくれました。ステイゴールドの子らしく31戦した丈夫さも立派です。

朝日杯フューチュリティステークス2006│ドリームジャーニー
2006年12月10日 中山 GI 芝1600 晴 良着順枠馬番馬名性齢斤量騎手タイム着差上り馬体重調教師人気123ドリームジャーニー牡255蛯名正義1:34.434416(-4)池江泰寿

10位:ヒシアマゾン

クラシック競走が外国産馬に開放される前、最強の外国産牝馬と称されたのが、ヒシアマゾンです。

3歳牝馬ステークス(現在の阪神ジュベナイルフィリーズ)を5馬身圧勝し、桜花賞とオークスの出走権がないため歩んだ短距離路線でも牡馬相手に重賞を連勝。(当時はNHKマイルカップもまだなかった)

クイーンステークス、ローズステークス、エリザベス女王杯もあっさり勝利し、最強牝馬の実力を見せつけました。

その年、有馬記念で全盛期のナリタブライアンの2着に入ったほどの強さを見るに、もし今のように外国産馬でもクラシックに出られたなら、ほぼ間違いなく牝馬三冠を達成していたでしょう。

古馬になってもオールカマー、京都大賞典とGIIで牡馬相手に圧勝し、ジャパンカップでも2着に入るなど強さを見せていました。

ヒシアマゾンといえば怒涛の末脚。クリスタルカップで見せたその輝きをぜひご覧ください。

1200mのレースでこんな勝ち方ありかよ…となりますよ。笑

トップ10に入らなかった候補

馬名成績勝率連対率複勝率GI勝利勝利GIレース(カッコ内はグレード制導入前)
オウケンブルースリ27戦5勝19%37%44%1勝菊花賞
キズナ14戦7勝50%57%71%1勝日本ダービー
サクラチトセオー21戦9勝43%57%71%1勝天皇賞(秋)
サッカーボーイ11戦6勝55%55%73%2勝阪神3歳SマイルCS
タニノギムレット8戦5勝63%75%100%1勝日本ダービー
ダンスインザダーク8戦5勝63%88%100%1勝菊花賞
ナリタタイシン15戦4勝27%67%73%1勝皐月賞
ハープスター11戦5勝45%64%64%1勝桜花賞
メジロライアン19戦7勝37%58%74%1勝宝塚記念

その他GI馬以外では、伝説となった根岸ステークスのブロードアピールやシービークロス、ホクトヘリオス、ペルーサ、マティリアルなどが思い浮かびますね。

追い込みについて

レース前半は馬群の後方に控え、最後の直線で瞬発力を発揮する。レース展開によって受ける有利不利の度合いが激しく、勝つときは豪快に映るが勝ちきれないことも多く、追い込み馬が安定した成績を挙げるには抜けて高い能力が要求される。スタート直後のダッシュ力・瞬発力に欠ける馬や、気性的に馬群の中でレースを進めるのが困難な馬が追い込み馬となることが多い。後者の場合、基本的に馬群の外を通って前方への進出を図るほかなく、走行距離が他の馬よりも長くなりスタミナを消耗しがちである。

馬群が塞がり突き進めない(壁になるという)など不利を受け敗れることも、しばしばある。また壁を避けて大外に持ち出すことが多く、比較的馬場の荒れていない良好な走路を取れる反面、コース内側を走る他競技対象に比べて距離的不利も被る。

一般的には、最後の直線が長く直線に坂が存在する競馬場で比較的決まりやすい戦法とされており、直線の短い競馬場でこの戦法を用いるには、後述のまくり戦法等を併用するなどの工夫が必要とされる。追い込み戦法を決める為には、ラストスパートで瞬時に加速できる瞬発力と前を行く競技対象を追い抜く絶対的なスピードが必要である。

競馬において追い込みを多用する競走馬を追い込み馬(おいこみば)という。気性的理由で追い込み馬になった馬には、馬群や砂を浴びるのを嫌う臆病な馬や、先に行きたがらない比較的のんびりとした性格の馬が多い。能力的理由で追い込み馬になった馬には、距離を持たせるためにレース前半を抑えてスタミナを温存しているスタミナ不足のスピード馬が多い。

引用:wikipedia

 

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